PR

ETC協同組合の審査は落ちる?通過率と対策を徹底解説

こんにちは!法人ETCカードについてのブログを運営している中小企業診断士の佐藤です。

「ETC協同組合の審査って落ちることあるの?」

このような質問をよく受けます。結論から言うと、ETC協同組合の審査に落ちることはあります。ただし、通常の法人クレジットカードの審査と比べて、通過率は格段に高いです。

この記事では、ETC協同組合の審査基準から、審査に落ちる理由、対策方法まで詳しく解説します。審査に不安を感じている方は、ぜひ最後までお読みください。

ETC協同組合の審査とは?基本情報を理解しよう

ETC協同組合は、「クレジット審査なし」を強みにしている組織です。

しかし、これは「まったく審査がない」という意味ではありません

クレジットカード会社による審査がないだけで、協同組合独自の審査は行われています。

 

審査の仕組み

項目 詳細
審査主体 ETC協同組合(クレジットカード会社ではない)
審査対象 事業実態の確認、支払い能力など
審査期間 約1〜2週間程度
審査難易度 一般的な法人カードよりも低い

通常の法人クレジットカードでは、CICやJICCなどの信用情報機関を通じて申込者の信用情報をチェックします。過去の支払い遅延や多重申込などがあると、審査に通りにくくなります。

 

一方、ETC協同組合では独自の審査基準を設けています。事業の実態があるかどうかを主に確認し、多くの起業家にとって「最後の砦」となっています。信用情報機関のブラックリストに載っていても作れたという事例も多いようです。

 

ETC協同組合と高速情報協同組合の違い

ETC協同組合と高速情報協同組合は別の組織ですが、同様のサービスを提供しています。審査基準も若干異なります。

組織 設立 審査難易度 特徴
高速情報協同組合 1993年 やや高め 老舗、安定性が高い
ETC協同組合 2004年 低め 新設企業向け、審査通過率が高い

 

「高速情報協同組合の審査に落ちたけど、ダメもとでETC協同組合に申し込んだらカードが発行された」という事例もあるようです。

審査に不安がある場合は、ETC協同組合の方が通りやすい可能性が高いでしょう。

 

ETC協同組合の審査に落ちる理由

では、ETC協同組合の審査に落ちる理由としては、どのようなものがあるのでしょうか?実例から見ていきましょう。

事業実態がない

最も多い審査落ちの理由は、事業実態が確認できないことです。ETC協同組合のカードは、あくまで「事業用」として発行されるものです。

 

個人の趣味やレジャー用途では申し込みできません。開業届や確定申告書など、事業を営んでいる証明が必要になります。まだ事業を始めたばかりで確定申告をしていない場合でも、開業届や契約書類のコピーなどで申請できる場合があります。

 

連絡が取れない

申し込み後は、契約書や口座振替用紙の記入が必要で、スタッフからの電話連絡もあります。

申し込んだ住所に書類が届かなかったり、電話番号に連絡が取れなかったりすると、審査に落ちる可能性が高くなります。

 

道路交通法違反がある

ETCコーポレートカードの場合、道路交通法違反の履歴も審査に影響します。

特にトラックなどの過積載で違反点数が重なると、審査に落ちるケースもあります。

 

組合の対象地域外

ETC協同組合は「認可を受けた行政庁」によって制限されている場合があります。

全国対応の組合もあれば、地元の事業者だけに絞った組合もあるため、対象外の地域からの申し込みは審査に通らないことがあります。

 

怪しい組合に申し込んでしまった

全国には約300団体ほどのETC協同組合が存在すると言われています。

多くは真面目に運営していますが、質の悪いサービスを提供する組合も存在します。電話営業が頻繁にあるなど、怪しい団体に申し込むと、審査に落ちる可能性があります。

 

ETC協同組合の審査 口コミ・評判

実際にETC協同組合の審査を経験した方々の口コミを見てみましょう。

 

良い口コミ

クレジットヒストリーに不安があっても通った

「以前に個人の借金で債務整理をした経験があり、クレジットカードが作れずに困っていました。でもETC協同組合なら『クレジット審査なし』と聞いて申し込んだところ、すんなり審査に通りました。事業用の高速道路利用が多いので、とても助かっています。」(運送業・40代経営者)

 

開業直後でも審査に通った

「独立して個人事業主になったばかりで、確定申告もまだでしたが、開業届のコピーを提出したら審査に通りました。他の法人カードは『2期分の決算書が必要』と言われて諦めていたので、本当に助かりました。」(IT業・30代個人事業主)

 

再申込で審査通過

「最初は高速情報協同組合に申し込んだのですが、なぜか審査に落ちてしまいました。諦めかけていたところ、ETC協同組合なら審査基準が少し違うと聞いて申し込んだところ、無事に通りました。同じような書類を提出したのに不思議です。」(小売業・50代経営者)

 

手続きがスムーズだった

「審査に通るか心配でしたが、インターネットからの申し込みから約10日程度で承認の連絡がありました。その後、出資金を振り込み、すぐにカードが発行されました。思ったより簡単でスムーズな手続きでした。」(建設業・40代経営者)

 

複数枚の発行ができた

「当社では営業車が8台あり、それぞれにETCカードが必要でした。通常の法人カードだと追加カードの発行に制限がありますが、ETC協同組合では出資金1万円のみで8枚すべてのカードを発行してもらえました。年会費はかかりますが、管理がしやすくて助かっています。」(製造業・50代経営者)

 

悪い口コミ

審査落ちした経験

「個人事業主として申し込んだのですが、事業実態の証明が不十分だったようで審査に落ちてしまいました。開業届だけでなく、取引先との契約書なども求められましたが、まだ実績が少なく提出できるものがありませんでした。」(フリーランス・20代)

 

連絡が取れずに審査落ち

「申し込み後に引っ越しをしたため、ETC協同組合からの書類や電話連絡に対応できず、自動的に審査落ちになってしまいました。住所変更の連絡をすべきでした。」(サービス業・30代経営者)

 

審査基準が不明確

「なぜ審査に落ちたのかの説明がなく、ただ『組合規定により』とだけ言われました。審査基準が不明確で、改善点がわからないのが残念でした。」(コンサルタント・40代)

 

ETC協同組合の審査に通るためのポイント

ETC協同組合の審査に通過するためのポイントをまとめました。

 

事業実態をしっかり証明する

ETC協同組合のカードは事業用です。個人事業主の場合は、以下のような書類で事業実態を証明しましょう。

  • 確定申告書のコピー(税務署の受付印があるもの)
  • 開業届のコピー
  • 事業に関連する契約書や請求書のコピー
  • 許認可証のコピー(業種によって)

 

法人の場合は、以下の書類を準備します。

  • 履歴事項全部証明書(発行6ヶ月以内のもの)
  • 代表者の身分証明書のコピー
  • 車検証のコピー(使用する車両の)

連絡先情報を正確に記入する

申し込み後のやり取りがスムーズに行えるよう、連絡先情報は正確に記入しましょう。特に以下の点に注意してください。

  • 電話番号は日中に連絡が取れるもの
  • 住所は書類が確実に届く場所
  • メールアドレスは定期的にチェックするもの

信頼できる協同組合を選ぶ

全国にある多くのETC協同組合の中から、信頼できる組織を選ぶことも重要です。

おすすめの組合 特徴
ETC協同組合(福岡) 法人ETCカード発行率No.1、審査通過率が高い
高速情報協同組合 1993年設立の老舗、安定性が高い
アイビーネット事業協同組合 全国対応、サポート体制が充実

 

審査に落ちたら別の協同組合に申し込む

高速情報協同組合の審査に落ちた場合でも、ETC協同組合は審査基準が異なるため、申し込めば通る可能性があります。一度審査に落ちても諦めずに、別の協同組合に申し込んでみることをおすすめします。

必要書類を漏れなく提出する

審査をスムーズに進めるために、必要書類はすべて漏れなく提出しましょう。不足があると、追加提出を求められたり、最悪の場合は審査に落ちることもあります。

ETC協同組合の審査に落ちたらどうする?

もしETC協同組合の審査に落ちてしまった場合、以下の対応策があります。

他の協同組合に申し込む

ETC協同組合と高速情報協同組合では審査基準が異なります。高速情報協同組合の審査に落ちた方が、ETC協同組合で発行できたケースもあります。審査に落ちても、別の協同組合に申し込めば通る可能性があります。

事業実績を積み上げてから再申込

事業実態が不十分で審査に落ちた場合は、しばらく事業実績を積み上げてから再申込するという方法もあります。取引先との契約書や請求書など、事業実態を証明できる書類を増やしましょう。

ETCパーソナルカードを検討する

どうしても協同組合の審査に通らない場合は、ETCパーソナルカードという選択肢もあります。

ETCパーソナルカードは、高速道路会社が発行している個人向けのカードで、審査なしで誰でも作れます。申込時にデポジット(保証金)が必要になりますが、ETC割引も適用されます。

ただし、ETCパーソナルカードは個人用なので、事業経費としての計上方法に注意が必要です。また、年会費が高め(1,257円)で、複数枚発行ができないなどのデメリットもあります。

NEXCOのETCコーポレートカードを検討する

NEXCOが発行しているETCコーポレートカードも選択肢の一つです。クレジット機能がないためクレジット審査はありませんが、申し込み時に利用額の4か月分のデポジット(保証金)が必要になります。

毎月の利用額が多い場合はデポジットも高額になりますが、大口・多頻度割引(最大40%)が適用されるため、高速道路をよく利用する事業者にはメリットが大きいでしょう。

まとめ:ETC協同組合の審査は通りやすい

ETC協同組合の審査は、通常の法人カードの審査と比べると通過率が高いです。事業実態があり、必要書類をきちんと提出すれば、審査に通る可能性は高いでしょう。

ただし、全く審査がないわけではないので、以下の点に注意しましょう。

  1. 事業実態をしっかり証明する書類を用意する
  2. 連絡先情報は正確に記入する
  3. 信頼できる協同組合を選ぶ
  4. 審査に落ちても別の協同組合に申し込んでみる

ETC協同組合のカードは、設立したての法人や個人事業主でも取得しやすく、高速道路を利用する事業者にとって強い味方となるでしょう。審査の不安を感じている方も、ぜひチャレンジしてみてください。